トノサマバッタ食べられます

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B級ニュース

トノサマバッタは食べられます

トノサマバッタは食べられます。昆虫食ってご存知ですか?世界には、コオロギやタガメが市場で売られている国があります。日本でも、長野県などイナゴやハチノコを食べる習慣のある地域がありますね。トノサマバッタもイナゴより一回り大きいですが、似たようなものでしょうか。ちなみに私は食べたことがありません。正直、食欲もわきません。 

→ トノサマバッタを食用に…ケーキ材料卸業と弘前大が養殖研究「さほどハードル高くない」 ←

とはいうものの、記事によると、ウシや豚などの飼育に比べて、昆虫の養殖は二酸化炭素排出量が少なく、環境負荷が軽いそうです。つまりエコなんですね。しかも、良質なたんぱく質が多く、脂質は少ないので、ダイエットにも最適かと。昆虫食の王様、コオロギはよく粉末にされて使われたりしていますが(そのままじゃ硬いですよね)、コオロギは魚粉などを与えるのに比べ、トノサマバッタはイネの葉など草を与えるそうなので、人間の食べ物となるものを与えずに養殖でき、より便利なのだそうです。

昆虫食が世界を救う!?

トノサマバッタやコオロギが昆虫食として開発されている話をしましたが、何もゲテモノとして趣味のために開発しているわけではありません。このままの状態で進むと、確実に食糧難がやってくると言われているのです。それを救う救世主として、今、昆虫食が脚光を浴びているのです。

→ コオロギが世界を救う!?食糧危機の解決策として注目の「昆虫食」
→ 代替食、ビーガノミクス…。人生100年時代に描く“食の未来予想図”とは? ←

日本では少子化が大きな問題ですが、世界ではむしろ人口が増加しています。2050年問題ともいわれていますが、そのころになると世界人口は98億人を突破すると言われ、食料の不足、特に水と肉(タンパク質)が不足するようになると言われています。

昆虫が脚光を浴びているのは、そのまま食べる代用食としてだけではなく、牛や豚などの家畜を育てるための飼料としてもそうです。1キロの肉を生産するために、たとえば牛肉では11キロの飼料を使い、2000リットルの水を必要とするそうです。要は効率が悪いということですね。人間が食べることが出来る飼料(トウモロコシなど)や水をふんだんに使って肉を生産することは、もはや贅沢だというわけです。

昆虫食の他には、大豆でつくった代用肉なども最近、流行しています。また、タンパク質を取らないビーガンを勧める動きもあります。

不安な点もある

では、昆虫食などの代用食は、本当に来るべき食糧難の救世主かというと、もろ手をあげて賛同できるわけでもないようです。警鐘を鳴らす意見もあります。

 → 「食の未来」を昆虫食に託す前に、わたしたちが解決すべきこと ←

昆虫食や、昆虫を飼料として扱うことが大々的に行われるようになって、研究段階の今とは比べ物にならない量の飼育が始まると、問題が起こるかもしれません。大量に出る昆虫の糞などが、環境に影響を与える可能性もあります。また記事にはありませんが、普段食べなれていない地域の人が、昆虫食を食べるようになれば、何かしら健康上の影響がないとも限りません。

日本人に大腸がんが増えたのは、食の欧米化が原因だ、なんて聞いたことがありませんか?もともと日本人は米を主食とし、タンパク源と言えば魚。脂質のたっぷり含まれた肉をふんだんに食べる習慣はありませんでした。明治維新の頃から牛肉を食べるようになり、繊維を消化するために欧米人よりも長い腸を持つ日本人は、すぐには馴染めなかったのでしょう。繊維質も減り、現代人は多くの人が便通に悩みを持っています。このように、急激な食の変化は、健康上の問題を引き起こす可能性があります。

まとめ

世界的に食糧難が起こる可能性があることもわかりました。昆虫食がその解決のひとつになりうることもわかりました。難しい研究は専門家にお願いするとして、私たちが今できることはなんでしょうか。

食料は、あるところには余りあるほどあります。インドでは、裕福な家庭から出た生ごみが、貧民街で商品として出回るほどです。日本でもフードロスを減らそうという運動がありますね。フードバンクを利用して、賞味期限の十分にある米やパスタ、缶詰などを、必要な人に届けることも意義深いことです。

世界を見渡せば、まだ日本は恵まれている方でしょう。たしかに、一億総中流世代と呼ばれた一昔前に比べると、貧困層が増えました。解決すべき問題ではあります。しかし、アフリカの難民などに比べれば、衣食住ともに、まだ恵まれていると言えるでしょう。

今、自分にできることを探してみませんか。

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