家の中の階段になにやらうごめくものが・・・
蜂です!蜂が2匹。うねうねとおしりを動かしてこすり合わせているのです。
交尾?こんなところで?
いや!じっと見ている場合じゃない!
これってキケンじゃない?
すぐさま家族を全員、下の部屋に押し込めて、私はじっと蜂を見つめました。
ネットでググったところ、アシナガバチの模様。
どうする?キンチョールする?
私は悩みました。
いきなりキンチョールはもっとも危険
アシナガバチは、スズメバチに比べると、比較的おとなしい部類の蜂です。
それでも強力な毒を持っていますので、お子さんが刺された場合は病院へ行く方がいいでしょう。
おとなしいとは言っても、自分を攻撃してくると思えば、向かってきます。
素人がキンチョールなどで駆除しようとするのは、一番危険な悪手なのです。
・・・・・
蜂は明るいところへ行こうとするので、部屋の電気を消して、窓を開けておくのがまず初めにすること。
ただ、今回は夜のことで、階段の下にぶら下がっている状態でした。
どうも、これは巣で眠りにつく時の行動みたいで、迷子になった蜂は、とりあえず一夜の宿をウチの階段に求めているんですね。
まだおとなしく寝てるところですから、あえて素人のキンチョールで臨戦態勢にするのもよろしくない。
ここは、プロの業者さんに頼むのが一番だと思いました!
家族が興奮した蜂に刺されて、病院に行くことにでもなったら大変。
ネットで蜂駆除業者を探しました。
見積を依頼したら、すぐに電話がかかってきた
ネット上にはいくつか蜂駆除の業者さんが載っていました。
ともかくですね、お値段よりも、夜のこの時間に飛んできてくれること!
これにつきます。
アシナガバチがいつ興奮して、家族を刺すかわかりません。
すぐにウチに来てくれる業者さんを探す必要があります。
・・・・・
いくつか業者さんを見ているうちに、見積もりをとるところがありました。
相場も知りたいし、アシナガバチで入力。
私の電話番号を入れると、すぐに電話がかかってきました。
はやっ!
そこで、郵便番号を聞かれ、近くの提携先につないでくれるとの話でした。
いいぞ。早く来てちょうだい。お願い。
ぶっきらぼうなお兄さんから電話があった
しばらくすると、知らない携帯番号から着信が。
出てみると、蜂駆除業者さんでした。
いやね、思いっきりぶっきらぼう。
は?もういちど、状況を言ってもらえます?なんて冷たい言い方。
そりゃあね、どでかい蜂の巣の駆除をお願いするわけじゃないけど、小さいアシナガバチ1匹で大騒ぎしているんです。ウチは。
とりあえず、状況を話し、見込み額を聞き、急いで来てもらうことにしました。
蜂駆除業者なんて初めて頼むからなあ。
ぼったくられたらどうしよう。そんなことを思いながら、ただ業者さんの到着を待ちました。
・・・・・
これが、蜂の巣を見つけたから、ゆっくり業者さんを選べる状況だったら、もっと時間をかけてじっくりと検索したことでしょう。
しかしですね、時は夜。遅くなればなるほど、業者さんが今日中に来てくれる可能性は減るわけです。
もう、即決しました。
多少、ぼったくられても仕方ない。。。
家族が蜂に刺されるよりは、よっぽどいい。
そう腹を決めた次第です。
業者さん到着!
今か今かと待っていると、玄関のチャイムが鳴りました。
ピンポーン!
この時間ですから、業者さんで間違いないのですが、ぼそぼそ小さな声で何やらつぶやくだけで、誰かわからない状態でした。
しっかり挨拶できんのかい!
しかし、無愛想な受付や、ぼそぼそ小さな声で囁くお兄さんは、やっぱり蜂の生態を知り尽くしているプロでした。
階段の蜂をシュッと殺虫剤で眠らせると、でっかい粘着テープに貼り付けました。
ゴキブリホイホイが平面になったようなものですね。
私が見かけた2匹のうち、1匹はそのままおとなしくしていたので、すぐに捕まりました。
しかし、困ったことに、もう1匹がどこを探しても見つからないのです。
どの部屋も、プロの目で見てもらいましたが、いませんねぇ、とのこと。
予防には赤い蚊取り線香がいい!
不安げな顔をする私におにいさんは、こう言いました。
「奥さん、怖かったらね、赤い蚊取り線香焚くことです」
赤い蚊取り線香!?緑じゃなくって?
「緑じゃないですよ。赤!ホームセンターにあるから」
とだけ言い残し、お会計を済ませると、おにいさんは帰っていきました。
気になる・・・赤い蚊取り線香!
はい。調べてみました。
赤い蚊取り線香とは、森林香と呼ばれる虫よけ線香です。
【PR】森林香の販売例
森林香は、厳密にいうと、蚊取り線香ではありません。
虫よけの線香なのですが、蚊だけをターゲットにしているわけではないからです。
蚊取り線香には、蚊に効く殺虫成分(ピレトリンやアレトリン)が含まれています。
一方、森林香は、虫を殺すのではなく、虫の嫌がる防虫効果を狙っています。
ディートと呼ばれる、虫よけの成分が含まれているんですね。
ディートは神経性毒があるので、12歳以下のお子さんのいるお家では使用を控えてくださいね!
結論!蜂に困ったらプロの業者さんを呼ぼう
そんなわけで、ウチに迷い込んだアシナガバチのために、初めて蜂駆除業者さんにお仕事を依頼するという経験をしたのでした。
おそらく、洗濯物を取り入れた時に、タオルか何かにくっついていたのを見逃したんだと思うんですね。
最近、庭をよくアシナガバチが飛び交うようになりました。
近くに巣があるのだと思います。
ウチの敷地内に巣が見つかった時は、また、あの無愛想なおにいさんに来てもらおうと思っています。
蜂にお困りのあなたは、どうぞ専門業者さんを頼ってくださいね。
うまく撃退できればいいのですが、お子さんのいるお家などは、危険性が高いですよ!
蜂撃退チーム以外の家族は、全員、避難させておかないとだめですよ!
素人キンチョールは、蜂を無駄に攻撃的にしてしまうので。。。
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