西原理恵子VS生島マリカ:フラッシュの報道をめぐって

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火花を散らしてにらみ合う女性たち B級ニュース

週刊誌フラッシュで、西原理恵子さんに関する衝撃的な記事が公開されました。

西原理恵子さんは、毎日新聞に掲載されていた『毎日かあさん』で有名な漫画家です。

元夫でカメラマンの鴨志田譲さんとの間に、息子と娘、二人の子どもがいます。

高須クリニック医院長、高須克弥さんと事実婚の関係であることも、良く知られています。

彼女には、元女優で『ロミオとジュリエット』に出演していた、鴨志田ひよさんという娘がいますが、今回のフラッシュ騒動は、その鴨志田ひよさんの話題です。

生島マリカさんの証言:西原理恵子さんは【毒親】

生島マリカさんは、神戸市生まれの作家です。

最終学歴は小学校で、13歳の時に実母が亡くなり、父に家を出ていくように言われ、天涯孤独のストリートチルドレンになったとか。

13歳で北新地、16歳で銀座のホステスとなり、やがてファッションモデルとなります。

4度の結婚、離婚。2回の癌経験。2012年には真言宗の尼僧として得度するという、波乱万丈な人生を送る女性です。

『不死身の花』に自伝が述べられています。

フラッシュの記事では、生島マリカさんが、鴨志田ひよさんが中学生のころから、悩みを相談されていたとあります。

私がひよちゃんと知り合ったのは、2014年のことでした。西原さんから『娘が反抗期で誰の言うことも聞かないから、面倒を見てほしい』と、初対面のひよちゃんとLINEを交換させられたんです。彼女は当時14歳でした。そこから彼女との個人的なつき合いが始まって、その後いろいろな悩み相談を持ちかけられるようになったのです」(同前)

フラッシュ引用

生島マリカさんは、ひよさんとラインで交流をするうち、ある出来事で、西原理恵子さんが、ひよさんを虐待しているのではないかと疑い始めます。

「最初は『ひどい頭痛がするから病院まで付き添ってほしい』という相談でした。当然『お母さんに相談したの?』と聞いたら、『相手にしてくれないし、もし病院に行って何もなかったら怒られる』って。体調不良の娘を叱ることがあるのかと、そのときから不信感が芽生えたんです」(同前)

フラッシュ引用

この他にも、虐待ではないかと、いくつか指摘しています。

まずは、ひよさんが、自分を漫画に描かないで欲しいと懇願していたのに、相手にされなかったこと。

「当時から、ひよちゃんは『毎日かあさん』に自分を描かないでほしいと懇願していたんですよ。でも西原さんは、毎回それを拒絶。『お前のこと見てる奴なんていないから関係ない』という暴言を吐かれたこともあったそうです。『描かせないなら、お金は渡さないし、家を出ろ。大学の費用も出さない』などと、ひよちゃんに伝えていたんです。さらに、家では日常的に“ブス”などと容姿をイジられ、ひよちゃんは高校生になるまで『(自分が)一番ブスなんだなって思ってました』『やっと鏡とか真剣に見れるようになりました』と悩んでいました。思春期の娘にそんなことを言う理由ってなんなんでしょうか。どう考えても虐待ですよね」(同前)

フラッシュ引用

次に、学校で受けていたいじめの相談を受けたこと。

「ひよちゃんが、なぜ漫画に描かれるのを嫌がったのかといえば、漫画のせいで小学校時代からずっとイジメを受けていたからです。2017年には、高校で彼女の体操着や上履きが、男子トイレの便器の中に捨てられる事件が発生しました。学校側から保護者を呼ぶよう言われ、困ったひよちゃんが、私に対応を頼んできたこともありました。さすがに学校まで行くのは遠慮しましたが、当時私が住んでいた神谷町のファミレスにひよちゃんが来て、詳しく話を聞いたことをよく覚えています」(同前)

フラッシュ引用

そして、優遇される兄とは違い、自分は西原さんからきつく当たられていたこと。

「彼女にとって、家庭は安心できる場所じゃなかったのだと思います。兄とあからさまに差別され、『お兄ちゃんがぼーっとご飯待ってても何も言わないのに、私は怖い言い方で感謝を強制されなきゃいけない』と嘆いていたこともあります。私は、大学へ進学する前にお母さんと仲直りしたほうがいい、とアドバイスしました。でもひよちゃんは、『お母さんと話すとき、呼吸がうまくできなかったり、自暴自棄な気持ちになる』と、深刻な様子でした」(同前)

フラッシュ引用

これらのことから、生島さんは、ひよさんのことを心配していたそうです。

生島さんとひよさんの交流は、生島さんの知人の男性も知っていたようで、次のように語っています。

「ある日、マリカさんが当時高校生のひよさんを遊びに連れてきたことがあります。一緒にスケートとカラオケに行きました。驚いたのは、寝巻の上におばあちゃんのものだというコートを着てきたことです。おしゃれをしたい年ごろだろうにどうしたんだろうと……。ひよさんはマリカさんにすごく懐いていましたよ。ふだんから、“家庭の問題”を相談していたのも知っています」

フラッシュ引用

この記事を読む限りでは、生島さんは、善意でひよさんを心配していたようです。

しかし、徐々に母親である西原さんとの関係がこじれていきました。

西原さんと生島さんの関係がこじれる

西原さんは、ひよさんに生島さんと付き合うのをやめるように求めたそうです。

「ひよちゃんいわく、大学入学を間近に控えた時期に、私と会わないように西原さんと約束させられ『あの人は(西原氏の)ストーカーです』とまで言われたそうで……。私には心当たりがなく、西原さんに言動の有無と、私を悪く言う真意や理由を直接聞いたのですが、『そんな(ことを言う)暇ありません。間に入ってる感情は覗きたくもないし』と曖昧なLINEを返されました」(生島氏)

フラッシュ引用

この件に関しては、生島さんのX(旧Twitter)に書かれています。

生島さんによると、西原さんは、いきなり彼女は自分のストーカーだから、近づかないようにと、ひよさんに言ったそうです。

突然、ストーカーという苦情に発展する経緯が、今一つわからないのですが、西原さんが、生島さんを良く思っていないことは、間違いないのでしょう。

この時は、生島さんは、ひよさんから手を引くことにしたのだそうです。

それから4年後、今度は、ひよさん自身のSNSで、西原さんの【毒親】ぶりが綴られ、世間の注目を浴びました。

「ひよさんは12歳のときに“ブスだ”という理由で二重整形させられたことなど、数々の“仕打ち”を暴露していました。ひよさんは精神科に通うほど追い詰められ、児童相談所に相談することをすすめられたことや、リストカットするほど思い悩んだ過去を綴っています。一連のひよさんの投稿は、ネット上で大きな反響を呼び、西原氏は子供を身勝手に傷つける“毒親”ではないかという指摘や、“育児エッセイ”として親が勝手に子供のプライバシーを明かすことの是非をめぐり、大きな議論となりました」(芸能記者)

フラッシュ引用

当時の経緯は、X(旧Twitter)にもまとめられています。

これを受けて、生島さんも再び動き始めます。

「ひよちゃんの投稿内容を疑う声が出ていたため、彼女を応援し、助けるために投稿しました。すると、それをきっかけに著名な女性作家さんが、『西原氏は私(生島氏)の仕事先にまで圧力をかけようとしていた』と教えてくれたのです。実際、ある雑誌で予定されていたその作家さんとの対談や、私が出版に向けて動きだしていた単行本や雑誌の特集がすべてキャンセルとなりました。西原さんと仲のいい女性編集者が、『西原さんとの関係性が悪くなるのでマリカさんの本を出すのはやめたほうがいい』と、新刊を担当する編集部に通達していたそうです。ひよちゃんだけでなく、彼女を助けた人間まで攻撃しているのだとすれば、もうやめてほしいです」(生島氏)

フラッシュ引用

ひよさんの衝撃的なブログによる【毒親】告発。

これを応援するつもりで、生島氏はX(旧Twitter)に【毒親】投稿をします。

フラッシュの目に留まり、取材交渉をされるものの、躊躇。

そうこうするうちに2023年、7月にひよさんはアパートから飛び降りてしまいます。

骨盤を骨折する大けが。

西原さんに言われてひよさんとの関係を断っていた生島さんですが、この事件に責任を感じ、放置してはいけない!と使命感からフラッシュの取材を受けたそうです。

西原恵理子が生島マリカの仕事を妨害した?

この取材をきっかけに、生島さんの仕事が、西原さんによって妨害されているとされる連絡を受けます。

吉本ばななさんとの対談が急に中止になったり、生島さんが書く本が全く出版のめどがたたなくなったそうです。

生島さんは、10年ほどこのような妨害を受けつつも、今までは、ひよさんの心情をおもんばかって黙っていたとのこと。

しかし、今回の騒動となり、生島さんの本の出版を妨害されている事実を暴露するに至りました。

これが事実としたら、とんでもない話ですが、芸能界と言い、出版界と言い、ありそうなのが怖いところ。

西原理恵子サイドからの反論

本誌が西原氏に質問状を送ると、ひよさんと西原氏の双方の代理人として伊藤芳朗弁護士から回答があった。ひよさんが『毎日かあさん』への登場を嫌がっていたことは事実だとしたうえで、ひよさんに対し西原氏が「ぶさいく」などの暴言を吐いたことは「事実ではありません」と否定。ひよさんの体操着や上履きが男子トイレの中から見つかった事件があったのは事実としつつも「いじめを受けていた事実はありません」として、「『生島氏に頼った』事実は一切ありません」と回答。西原氏がひよさんに生島氏との関係を断つように迫ったという点については、ひよさん、西原氏の双方が否定しているとした。また、旧知の編集者を通じて生島氏の作家活動に圧力をかけたという点も否定した。

フラッシュ引用

西原さんサイドからは、ひよさんへの【毒親】行動を否定、さらにいじめの事実も否定。そして、何よりも、生島さんに頼ったことなど無いと断言しました。

ひよさんが、漫画に書かれるのが嫌だと訴えるのを無視して、漫画に描いたことは事実ですし、体操着や上着が男子トイレの中に隠されていたことを、いじめだと認定しないのもひっかかります。

また、生島さんに頼ったことなど無い、と断言したことにたいしては、生島さんが、ひよさんや西原さんとのライン会話録を公開し、反論しています。

さらに、西原さんは、この報道に対して、次のように反論しました。

ひよさんへの取材もせずに書き上げた記事だということ。

ひよさんが、自分が記事にされることを嫌がっていると伝えたのに、無視して書かれた記事だということ。

そして、この記事が出たことで、ひよさんが怖がっていると反論しました。

生島さんは、フラッシュ側はひよさんへの取材を行おうとしたのに、西原さんサイドからドタキャンされたと言っています。

高須さんも、同様のコメントを出しています。

また、娘のひよさんも、否定するコメントをしています。

このポストだけを見ていると、ひよさんの心情を十分に理解せずに、生島さんが先走ったように見えるのですが、生島さんのポストをみると、たくさんの西原さんやひよさんとのライン会話が残っており、印象が違うのです。

ひよさんが生島さんに懐いていて、西原さんも娘との仲を相談しているように見えます。

西原さんサイドから出た、生島さんに頼ったことなど無い!というセリフと違和感があります。

ましてやひよさんは、以前ブログでさんざん【毒親】発言をして、物議を醸しだしたのに、今では細かい違いを訂正し、私に関わらないで!と訴えています。

私に関わらないで!と突き放すには、無理があるくらい、ラインでは悩み相談をしているようですが。

ひとつ気になったのですが、ひよさんは、精神的に不安定です。

その原因が、西原さんの【毒親】ぶりにあるのか、そうでないのかは、ここでは問いません。

ただ、虐待を受けている子どもによくみられる態度に、せっかく【毒親】から助けようと手を差し伸べる大人に、「お母さんは悪くない!」などと、否定することがあります。

ひよさんの発言が、ブログ当時と今とで全く違うことに違和感を感じると同時に、少し、そのことを思い出しました。

「LINE画像に残っているように、私は間違いなくひよちゃんより、母親からの虐待を相談され、頼られていましたよ。しかもそれは、もともと西原さんの希望であり、私へ娘の面倒を見てと頼んだことから始まっています。FLASHの取材に、当のひよちゃんまで言を翻して私との関係や出来事を否定しているのは、西原さんに指示されたのでしょうか。でも、これがひよちゃんの本音だとは到底思えません。漫画に描かれた“ほのぼの家族”という虚像で、どれほどひよちゃんが苦しんでいるのか。私は心配でならないのです」(生島氏)

フラッシュ引用

生島さんサイドから見るのと、西原さんサイドから見るのとでは、今回のフラッシュ騒動は、大きく印象が変わるのです。

それぞれの応援団が付き、騒動は大きくなるばかりです。

ただ、騒動の中心であるひよさんが、「嫌だって言っているのに、また書くんだね」と嘆いたのは、生島さんのフラッシュ記事のことよりも、西原さんの漫画の方が、ウエイトを占めているのではないかと感じました。

生島さんはひよさんを心配しているのですから、ひよさんが大丈夫ならそれでよいのです。

しかし、メンヘラという言葉が流行りましたが、彼女からはそういう不安定さを感じるので、放っておけないのでしょう。

いずれにせよ、10年も続くという生島さんへのパワハラが事実なら、これは許されないことだと思います。

ひよさんが生島さんの慰めや励ましを、もう必要としないのなら、別に離れて構いませんが、今まで頼っていた事実があるのに、手の平を返すような言動には、違和感を感じます。

本当に、心から生島さんを否定しているのでしょうか?

それとも、メンヘラ女子によくあるように、生島さんの本気度を試しているのでしょうか?

本当に、自分を思ってくれているのか、試すように。

生島さんは、漢気あふれる女性のようですので、ひよさんを構いすぎたのかもしれません。

しかし、ここまで来たら、一線を引き、離れるのが得策だと私も思います。

それとパワハラの件は、全く別問題ですので、それが事実だったら、徹底的に声を上げて欲しいと思いました。

       

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