口唇ヘルペス”熱の華”
”熱の華”という言葉をきいたことがありますか?
口唇ヘルペスのことです。唇にぷくっとできる、微妙にいたいヤツ。
原因はほとんどが単純ヘルペスウイルスⅠ型だそうで、子どものころに初感染したあともずっと体にはこのウィルスが残っていて、疲れとか風邪をひいたときなどに悪さをするらしいです。
熱が出たり、風邪をひいたりするとできるので、”熱の華”または”風邪の華”とよばれるとか。
この水疱の中にはたくさんウィルスがいるので、タオルを共有している家族などを感染させてしまうことがあります。
私の場合は、唇にぷくりとできた水疱をいじくりすぎて、すぐにやぶってしまいます。
その内容液がそばにつき、水疱がどんどん増殖するという経緯をたどります。
熱がでたり、風邪をひいたりしてこの”熱の華”ができることは、私の場合はありません。
たいていは、胃の具合が悪くなった後、治りかけの時期にこの”熱の華”ができます。
検索しても、胃の具合が悪くなった後に”熱の華”ができるという記事がないなあと思い検索していたのですが、近いものがヒットしました。
”胃の花”です。
胃腸が弱ると、口角炎などができて口の端が切れたり、口内炎を起こす症状のことを、関西では”胃の花が咲く”と呼ぶそうです。
関西出身ですが、初耳です。なるほど、口の端がピリピリすることがよくあるので、これが該当するかもしれません。
口唇ヘルペスは免疫力の低下などでも出ますから、胃腸が弱っていることにも関係あるかもしれませんね。
胃が悪くなる前には”口が卑しくなる”
ちなみに口唇ヘルペスができるのは、胃腸が悪くなる過程の後半なんです。
胃腸が弱り始めた最初のころは、むしろ元気いっぱい、食欲がわくんですよ。
これを胃が悪くなる前には”口が卑しくなる”なんて、私は母からは戒められたものです。
これもあまり検索でひっかかってこないですが、漢方の先生などはよくおっしゃいます。
胃が悪くなる前には異常な食欲が出るけど、その気になって食べすぎると、やがて吐き気や胃痛に悩まされると。
西洋医学的な指針ではなくて、東洋医学的な所見なのかもしれませんね。
私は子どものころからよく聞かされています。
これは自律神経の乱れから起きる症状です。
副交感神経が弱り、食欲が増進します。そして、うまく満腹感を感じることが出来ずに、異常な食欲につながるとか。
いつも同じくらいの量を食べることが何よりも大切です。
同じくらい食べているのに満腹感を感じずに、口さみしい時は、胃腸が弱っていると考えるべきでしょう。
しかしですね、この異常食欲のわく時期は、何食べてもおいしいんですね(笑)
まさに、自分との戦いですが、あくまでいつもと同じ量を守るようにしたいと思います。
まとめ
今回は、口唇ヘルペス”熱の華”について、お話ししました。
今、私の唇を彩っているぷっくりした口唇ヘルペスは、もう治りかけているのですが、すぐにふにゃふにゃした赤紫の皮が破れて出血します。
やたらに食事が美味しい
→食べ過ぎて胃が痛くなる(時に吐き気)
→胃の症状がおさまってくる
→口の端がピリピリする(口角炎)
→唇に”熱の華”が咲く(口唇ヘルペス)
私はいつもこのルートをスタンダードに進みます。
唇に”熱の華”が咲くと、ああ、戦いは終わったのだな。。。という感慨がわくくらいです(笑)
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ところで胃腸が弱る原因もあるはずなのですが、人によってそれは違うでしょう。
私は精神的にストレスが高まった時、胃に来るタイプなんです。
何かストレスになることに出くわす
→胃がギリギリ痛む
→治りかけて、痛みがましになる
→口唇ヘルペスが現れる
ストレスが高い場合は、このルートで進みます。
異常食欲のまま、すぐに口唇ヘルペスに移行するときは、症状が軽い時です。
ストレスでもっとキツイ時は、胃がギリギリ痛みはじめ、脂っこいものや甘いものは吐き気を誘うようになります。
こういう時の特効薬は、ホットミルクですよ!
牛乳が胃に膜を張ってくれるので、胃酸から守ってくれます。
あのギリギリ、ギュウギュウは胃酸が、胃自身を攻撃するからなんですね。
牛乳の力を借りて、胃酸から胃の粘膜を保護しましょう!
ただし、温めることが重要!
冷たい飲み物は、胃を刺激します。
必ず温めるように注意してください。
胃がすぐに痛くなるナイーブなあなたは、電子レンジと牛乳は必需品と心得てくださいね。
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