鬱持ちさんのトリセツ5選

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鬱を患う人は真面目です。真面目なことはよいことなのですが、行き過ぎて融通が利かないことが多い。私自身が鬱を患い、普通に日常生活を送ることができるようになるまで、色々試したことをお話します。あなたの参考になれば幸いです。

ゼロかイチのバイアス

鬱持ちさんは、0か1、白か黒と物事を極端に見がちです。私もそうでした。

とても真面目なので、中途半端が許せないタチなんですよね。

他人に対してもそう。自分の味方なのか敵なのか、完璧に分けようとします。

それが苦しみを呼びます。

なぜなら、世の中は白か黒の2つに分けられないものが大半だから。

白でも黒でもないグレーが9割だと思っていいくらい。

鬱持ちになるくらい真面目な人は、それが気持ち悪い。我慢ならない。

白なのか黒なのか、はっきりして欲しい。

その気持ちはよくわかります。

わかりますが、鬱を軽減したいなら手放した方がいい。

その完璧さは、他人にも自分をも傷つける刃になるから。

真面目な人は自分にも厳しい。

0か1に分けたくなる。99%できてもダメ。100%完璧でなければできたうちに入らない。

そう考えがち。まあまあできているのに、切り捨てる。

100%の基準も高く、ほんの少しの傷で、それは0と同意義に落ちてしまう。

だから、”できること”が極端に少なくなり、自己評価が地に落ちる。

”自分なんてこの程度” ”価値がない”と思いがち。

曖昧さを手に入れることを心がけると、世界が変わるよ。

0か1でしか物事を見らないときは、数少ない1を探さなければならない。

0・1から0・9までの数多くのことを見ていないから、とても狭い世界を見ているの。

9割がたのものを捨てているから。

それは自分にも向いて、たくさんのことが本当はできているのに、たくさんの価値があるのに、ほとんどから目を背けて、捨ててしまう。

価値のない、何もできない自分だと思い込む。

そして周りの人にもそれは向いて、ちょっとでも嫌なところを見るや否や、”あいつは敵だ”と決めつける。

そうじゃない。完璧さを捨てれば、たくさんのできること、価値、味方、幸せなことがそこにあるのに。

曖昧さを享受しよう。あなたが楽になるために。

捨てること

断捨離、はやりましたね。あれは単なるお片付けじゃないんです。

実は、余計なものを手放すことにより、執着を断ち、心をすがすがしい状態にする、精神修養でもあります。

鬱持ちさんに対する効果としては、脳の疲れをとることにつながります。

もともと細かいことまで、深く深く悩むタチ。考えすぎるって言われませんか?

思慮深いこと自身は高い能力です。それはそのまま持っていて欲しい。あなたの強みとして。

ただ、高性能なあなたのアンテナは、時にものすごい疲れを呼ぶのです。

その疲れをとる方法の一つに、断捨離があります。

環境がすっきりしていることで、余計な思考を呼び起こさずに済むのです。

スマホの写真がごちゃごちゃ何百枚もある人は、本当に必要なものだけを残して、さっぱり消去してみてください。

ものすごくすっきりすることに気が付くと思います。

この時に、選べない場合は、本当に必要なものを選ぶ目が育っていないことが多い。

本当は、絶対に自分に必要なものってそんなに多くはない。

これは、生きる怖さにつながります。

あれもこれもないから、あれもこれも手に入れなきゃいけないのに実行できないから、生きる自信がない。

でも、生きるために必要なものってそんなにたくさんはなない、と気が付けば、強くなれるのです。

仕事でストレスを抱えすぎて病んだ人は、一時期、仕事を手放す勇気も出るでしょう。

家庭に問題がある人は、家を出ることが大きな転機になることもある。

何があなたにとって、絶対に必要なものか? それをじっくりと考えるのです。

守るものが多すぎると、精神力が持たないのです。

役目を終えたものは、感謝とともに手放しましょう。

楽になりますよ。

自分にうそをつかない

あなたは自分を偽って生きていませんか?

本当はしたくないことを、無理やり抑えこんで我慢していませんか?

もちろん、社会人として生きていく以上、全く素のまま、他人に一切の配慮もないというのはありえません。

しかし、限度というものがあります。

無意識に抑え込んだ”本当の自分”は、マグマのように心の奥底にたまって、ある日、突然、噴き出してくることがあります。

思いもよらない行動をとったり、言ってはいけないことを口を滑らせて発言したり。

これは、本当の自分が、偽りの仮面の自分に反旗を翻しているからです。

私はそんな人間じゃない! そんなことをしたいわけじゃない! と。

ユング心理学に無意識の話がありますが、無意識は私たちがコントロールできない意識の奥深い部分で、9割以上を占めます。

マグマのようにたまった本当の自分が、時に整合性のない、突発的な言動を取らせるくらいならまだよいのです。

これが体に来る人は、突然頭痛がする、動悸がする、などのパニック障害になったりします。

※パニック障害でお困りの方は、こちらのサイトがオススメ

また、抑え込む力の強い人は、無意識にたくさんの本当の自分を抑え込むことができますから、噴き出す力も人一倍。

最悪、解離現象を起こして、人格自身に整合性を失ったりします。

私は、解離性同一性障害に近い状態まで自分を追い詰めました。

鬱とは少し趣が異なりますが、鬱持ちさんの心のエネルギーが枯渇しているのは、本当の自分を生きていないことにも原因の一端があります。

可能な限り、自分に正直でいましょう。無意識のマグマをためないように。

良い子ちゃん症候群のあなたは要注意ですよ!

他人ではなく、自分で自分を認めましょう。

他人軸ではなく、自分軸で生きる

自己肯定感を高めることが大切です。

他人があなたをどう思うかをとても気にするタチの人は要注意。

そんなことより、あなたは自分をどう思っていますか?

他人が決めてくれた人生を生きるのも、他人が決めてくれた”あなたという仮面”を被るのも、もうおしまいにしませんか?

あなたが生きたい人生を生きましょう。

もし、自分が生きたい人生って何?と思う人は、まず、それを考えることから始めてください。

今まで、他人の眼ばかり気にして、自分の思いを感じてこなかった証拠ですから。

少し話がずれますが、自分の思いを大切にしていないと、体は病気という形でサインを出すそうです。

この考え方を提唱しているのは、おのころ心平さん。

体と心のつながりは強いから、体が病気という形で心を表現することがあります。

心の治療ができれば、その体面側表現である病気が癒える。そんな経験談が豊富です。

以前はまぐまぐで無料のメルマガを配信しておられたのですが、現在は上記のブログで活躍されておられるようです。

※こちらの本がよくわかります。「病気は才能」おのころ心平著

精神と体の関係は、最近、多くの方がその密接な関係を唱えていますが、ここでは話がぶれるのでこのあたりにしておきますね。

面白いのは、精神の居所である脳は、善悪の判断ができないのです。

無意識に湧いてくるイケナイ願望を抑えてくれるのは、理性の力ですが、無理やり抑えこむと先にお話ししたように、無意識の強烈なマグマにやられます。

納得して、ひとつひとつ意味づけして、整理していく術が必要なんですよ。

脳は損か得かはわかりますので、イケナイことをして他人に迷惑をかけ、社会人として生きづらくなるのは、自分にとって損である!と言い聞かせるとよく納得してくれるようです(笑)

幼い子供に教え込むように、自分の無意識に語りかけ、本気で納得して生き方を選んでくださいね。

まだまだ歴史の浅い理性の脳である大脳新皮質(理性)よりも、古い大脳旧皮質(本能=動物脳)や脳幹(生存=爬虫類脳)の方が強いのです。

強烈に自己主張の強い幼子に、噛んで含めるように諭してください。

いきなり大人の理論を振りかざし、抑え込むと反発してきますからね。

信じるものを持つ

大人になると、すべてを自分で決めなければなりません。

小さな班の班長にしたって、トップの重圧というのは大きいものです。班長と副班長では責任の重さも重圧も違いますよね。

自分の人生の主人公は、もちろん自分自身です。

しかし、時にそれが重荷になることがあります。

誰かにどうしたらよいか教えて欲しい。これでいいよと言ってほしい。

この思いの強い人は、時にあれこれ愚痴を言いすぎたり、いちいち細かい指示を仰いだりして、重いと嫌がられることがあります。

本来は甘えたい気持ちが強いのに、一生懸命自立しようと頑張っている人に、この傾向は多いです。

普段、我慢して甘えを抑えているので、不安になってしまうと限界がわからず、無制限に甘えを許してくれる人に頼ってしまうのです。

それまでの人間関係を壊すことも多くあります。

頼られる方だって人間。それに今まで強かった人が際限なく甘え倒してくるのに、驚きもするでしょう。

そして、”また捨てられた”と傷つくことを繰り返すことになります。

甘え下手から来るのですけどね。普段から上手に甘えを小出しにしていれば、これは防げます。

これも訓練次第ですね。できないことはできないと、上手に甘えることを覚えることです。

決してためこんで、籍を切ったように全力で甘え倒してはいけません。

あくまで小出しに、相手に迷惑にならない限度に、少しだけ助けてもらうのがコツです。

※自立と甘えについては、こちらのメルマガが詳しいです

本題に戻りますが、不安な時、信じられる存在がある人はとても強いです。

何か信仰を持たれている方は、ご自身の信じる神様や仏様でいいです。

信仰のない方は、ご先祖様でも、死んでしまったおばあちゃんでも、お天道様でもいいです。

そういう高次の存在に時に自分を託すと楽になります。

別に何か急に信仰をする必要はありませんのでね。

自分が班長さんから、副班長さんに降りると楽になるのと同じ理論です。

また、そういう存在を作ることで、自分にいい意味で厳しくできる効果もあります。

昔は、お天道様が見てるよ!なんて子供を叱ったものです。同じことですね。

たとえあなたが今、天涯孤独で友達もいなかったとしても、決して裏切らない唯一の味方を作ってしまうのです。心の中に。これは、強いですよ。

・・・・・

以上、生きやすくなるための処方箋5選、お届けしました。

いずれも私が自分でなるほどなと思ったものばかりです。あなたの参考になれば幸いです。

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