岡本カウアン氏の記者会見
元ジャニーズジュニアの岡本カウアンさんが、ジャニー喜多川氏から受けた性被害について、生々しい告白をしました。
悲痛な表情で、その口から語られる異常な現実は、多くのジャニーズファンをパニックに陥れたのではないかと思います。
イギリスBBCがジャニー氏の少年たちに対する性加害のドキュメンタリーを放送したことはTwitterなどで語られましたが、ニュースなどの報道機関の動きは鈍いものでした。
それもそのはず。
これまで何度も元ジャニーズのメンバーから告発本が出版されてきましたが、大きくジャニー氏の性加害が報道されることはなかったのです。
ジャニー氏の生前中はテレビ界に大きな影響力があったそうですし、できれば触れたくなかったのでしょう。
仕返しをされたら、テレビ局としての営業上、損ですから。
しかし、岡本カウアンさんの告白から、少しずつ潮目が変わってきたようです。
イギリスBBCに手厳しく報道され、ようやく、ジャニーズの少年たちへの性被害について、世間の目が向けられるようになってきました。
先日、ジャニーズ事務所が同社のタレントたちに、性被害に関するアンケートを取ったと、ニュースで報道されました。
少しずつ、真相が明るみに出るのかもしれませんね。
元光GENJI候補 木村将吾著『SMAPへーそしてすべてのジャニーズタレントへ』
僕はジャニー喜多川の愛人だった 15歳から17歳までの2年間、僕はこの老人の性の奴隷だった
衝撃的な書き出しから始まる『SMAPへ』では、木村将吾氏が、ジャニー氏の性加害だけではなく、怪しい注射の話までつづっています。
ジャニー氏がお気に入りの少年を、泡風呂の中で丹念に全身を洗う、泡風呂の儀式。
木村氏もまた、この通過儀礼を受けていました。
少年の中には、ジャニー氏の性加害を嫌がり、アイドルの道をあきらめる人もいました。
しかし、木村氏はアイドルになることをあきらめきれず、ジャニー氏の性加害を受け入れる選択をします。
ジャニー氏にかわいがられた木村氏は、光GENJIのメンバーとしてデビューを迎えることとなりました。
ただ、条件がひとつありました。
それが、”怪しい注射”でした。
その注射は女性ホルモン注射だと言われています。
大人の男性として成長するのを阻害し、いつまでも少年のままでいられるよう、ジャニー氏が打たせるものです。
光GENJIの諸星和巳さんが注射を終え、「次は木村君だから」と言われ、怖くなった木村氏は、そのまま事務所へ行かなくなりました。
木村氏のデビュー話は白紙に戻り、光GENJIのメンバーとなることは、ありませんでした。
ジャニー氏が作りたかったのは一体何なのか
男性が女性ホルモンを注射するのは、ほとんどは性同一性障害のケースでしょう。
彼らは、心から女性の姿になりたいと望んでいます。
女性ホルモンを注射するのは、それを叶えるためのものです。
そんな女性ホルモンを、別に女性になることを望んでいない少年に打てば、一体どうなるのでしょうか。
ジャニーズ事務所のタレントが、女性化したという話は聞きません。
ですから、継続的に多量の女性ホルモンを注射したわけではないのかもしれません。
しかし、本来、筋肉がついたり、声変わりしたりする、第二次性徴を抑えることは、立派な虐待ではないでしょうか。
おそらく、ジャニー氏に虐待だという意識は皆無だったでしょう。
ジャニー氏が、少年たちを大人の男性にしたくなかった理由。
それは、”商品”としての価値を保つため、美少年のままいさせるためでしょう。
いえ、それよりも、彼が、大人の男性を相手にするゲイではなく、少年を好むことが最大の理由でしょうか。
ジャニー氏がつくりたかったもの。
それは、ビジネスを兼ねた、少年ハーレムだったのではないでしょうか。
ジャニーズ事務所は、事務所内で公然と繰り広げられていた、少年への性加害、ホルモン注射による虐待を、どう考えているのでしょうか。
ジャニー氏は確かに、歌って踊れる美少年アイドル分野を育てた、一流のエンターテイナーです。
そして、同時に、少年を喰いものにする、虐待者ではありませんか?
これからのジャニーズ
ジャニーズ事務所は、海外展開を目指しているグループを抱えています。
また、海外に、ジャニーズタレントを看板に据える企業とも取引があります。
どちらも、このままでは頓挫するのではないでしょうか。
アメリカやヨーロッパでは、子どもへの性加害に対する厳しい目は、日本の比ではありません。
ジャニーズ事務所が、この問題をうやむやにし、テレビ局もそれを受け入れている現状では、海外での活躍は見込めないでしょう。
それどころか、ジャニーズ事務所は少年を喰いものにするところであり、契約を解除すべきだと思われることでしょう。
親御さんとしても、そんなところへ大切な息子を預けたいとは思わないです。
独占的な人気にあぐらをかくのはやめて、ぜひ、徹底的な調査をしてほしいと思います。
そして、ジャニーズ事務所を辞めた少年たちに対しても、会社としての正式な謝罪があってしかるべきではないでしょうか。
そんなけじめもつけないで、この問題がうやむやにすませられるようでは、日本の芸能界も終わりだと思います。
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