仏壇のロウソクやお線香に火をともすのに、ずっと100円ライターを使っていました。
というのも、亡くなった父はヘビースモーカーで、タバコをカートンで買うたびに、100円ライターをおまけにもらっていたのです。
手元にあった100円ライターを使ううち、とうとう先日、最後のひとつが付かなくなり、新しいライターを買いに行くことになったのです。
100円ライターが固い!親指が折れそう!
ところが、です。スーパーのタバコ売り場の隣に置いてあった100円ライターを買ってきたのはいいものの。
着火ボタンが押せない!何?壊れてる?
ひょっとして、売り場で火が付いたら危ないから、ストッパーか何かが付いていて、店員さんが外し忘れたのかと思ったくらい。
母とふたり、うんうんうなりながら、押し続けること……5分くらいかな。
ぽうっと控えめに火が付いたのでした。
ですが、両手で思い切り押さないと付かないので、お線香に火をつけるのに、二人がかりという始末。
不便だろう!これ!
一体、世の中の100円ライターはどんな進化を遂げたというんだ?
ライターの安全基準が厳しくなった
平成23年9月27日に、消費生活用製品安全法に基づく販売規制が実施されたのです。
当時の100円ライターは、簡単に火が付く作りでした。
簡単すぎて、小さな子どもでも、火遊びができてしまうところが問題でした。
親がいくら隠しても、子どもって見つけちゃうんですよね。
どんなに親が注意していても、一定数の子どもの火遊びによる事故がありました。
とうとう、ライター自身をつけにくくしちゃえ!ということに至ったわけです。
二段階方式か、チャイルドロックがついて、ものすごく固い点火スイッチがついたものしか、販売できなくなったのです。
これをクリアしたライターには、PSCマークがついています。
いや……子どもだけでなく、私もロックされているのですが……。
この固さは、絶対、使えない人がいると思います。
固いライターを使いやすくする方法
ライターを分解して、チャイルドロックを外す
まず、ネットで検索していて出てくる記事には、分解して、チャイルドロックの役目を果たしている、バネを外してしまうという解決方法がありました。
消防法とかなんとか大丈夫かと思いますが、自己責任で試してみるのは自由だと思います。
実際、うまくいったという声もあるので、そこんとこは自由です。
ただし、私のような不器用な奴がライターを分解なぞすると、家を燃やしそうなので、やめておきます。
着火補助具を使う
ライターの着火部分が固いのはそのままに、テコの原理を使って、押す力の方を大きくできる、着火補助具がいくつかあるようです。
軽着火<ライター補助具>
楽チャッカHOTJOG
ああ、この道具便利そうですね!
ただ、補助具と手持ちのライターが、ぴったりかみ合わないこともあるそうなので、購入前によく確認してみてください。
固くないライターがある!
また調べていくと、どうやら、着火部分がそんなに固くないライターがあるようです。
ジッポのようなオイル充填式のライターや、ガス充填式のチャッカマンなど。
見た目は100円ライターみたいだけど、ガス充填式なので、チャイルドロック規制の対象外のものもあります。
ライテックスリムターボフレームライター
なんかスタイリッシュでお洒落ですね。
素敵だと思うんですが、ガスとかオイルとか、充填するのがめんどくさいのですよね。
タバコを吸う人は、高級ライターのお手入れなんかも楽しいのでしょうけども。
私は、ロウソクとお線香に火が付けばいいもんで。
もっと手軽なのないかなーと探してみました。
USB充電式電子ライター
USBで充電するライター!?
いや、初めて知りました。知ってました?
ガスもオイルも充填しなくていいし、何より汚れが付きにくそう!
なんでも、炎が上がるのではなく、プラズマ電流で火をつけるそうです。
USB充電ですから、スマホの充電と同じような手軽さがありますよね!
弱点としては、プラズマ電流が流れる部分が、3ミリと小さいので、お墓参りの時に、束になったお線香に火をともすようなシーンには使えません。
ロウソクに先に火をつけるなどの工夫が必要ですね。
このライター、充電さえできれば、非常時にも役に立つのではないでしょうか?
これを、購入することにしました!
100円ライターが固くてお悩みのあなた!
ぜひ、参考になさってください。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
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