歌舞伎町ホスト【森のくまさん】江川誉容疑者逮捕:客の女性に売春教唆

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歌舞伎町ホスト【森のくまさん】江川誉容疑者逮捕:客の女性に売春教唆

東京歌舞伎町のホストが、常連の客の売掛金を回収する目的で、売春をそそのかしていたとして逮捕されました。

逮捕されたのは、江川誉容疑者(25)。

江川容疑者は、客の女性に毎回20万円ほどの飲食代を払うよう、求めていました。

女性は、2023年2月から、江川容疑者を目当てにホストクラブに通うようになったとのこと。

毎晩のように請求されていた飲食代が3月には滞るようになり、江川容疑者から売春をそそのかされました。

4月10日、女性が売春容疑で逮捕され、売り上げの8割を江川容疑者に渡していたと供述したことから、今回の逮捕につながりました。

江川容疑者:生活費に困っているなら、立ちんぼしてみなよ
 立ちんぼで稼いだら、店でも会えるし、返済もできる

女性:立ちんぼにいけばいいの?

江川容疑者:立ちんぼが主流だよ、こっち(歌舞伎町)は
 なんなら大久保公園いったら
 いっぱい女が並んでるから
 それと一緒みたいに待ち合わせしているふりして並んだらいいよ

二人のSNSでは、このようなやりとりがされていました。

女性はこれに従い、40日に渡って売春行為を行い、売り上げの8割を江川容疑者に渡していました。

江川容疑者は、「立ちんぼをやれば簡単に稼げると思い、自分の売り上げや指名本数を上げるためにそそのかした」と、容疑を認めています。

現場の大久保公園付近では、4月に入って18人の女性が逮捕されていて、多くがホストの売掛金を返済するために、売春を持ち掛けられた経緯があり、今回、そそのかしたホスト自身の初めての逮捕となりました。

江川容疑者とはどんな人?

club raugh tale ツイッターより

江川誉容疑者は、歌舞伎町のホストクラブclub raugh tale(ラフテル)で、”森のくまさん”として活躍していたホストです。

2021年5月に新人として紹介されています。

江川容疑者自身も”森のくまさん”として、ツイッターアカウントを運営していました。(現在は閉鎖)

そのツイートから見えてくるのは、料理好きな器用な男性像です。

暇やけんホットサンドの余りの材料でパスタ作った
ハムと温玉のチーズパスタ

ホットサンドの余り物で、パスタを作ったというツイートがあります。

プロフィールに「鮭はいらないので酒ください」とあるくらい、酒を好んでいました。

最近飲んでたら気づいたら昼過ぎてんだよな
飲み散らかせる毎日は幸せだ

二日酔いにならない方法は海外の肝機能良くする薬とハイチオールⅭとブラックコーヒーです
これできっと二度と二日酔いにはなりません
みんなも試してみてね

二日酔いにならないためには、ブラックコーヒーとハイチオールCがいいそうですよ。

ツイッターには加工した自撮り画像が多く、ホストとしてお店の宣伝も兼ねていた様子。

またふくよかな男性であったようです。

加工の自撮りでは顎のラインをシャープにした、韓国風の細身の顔ばかりなので、もしかすると、ふくよかな体形にコンプレックスがあったのかもしれませんね。

逮捕されたときの様子をみると、ハデな花柄のジャケットに、ばっちり決まったメイク。

仕事中の逮捕のようですね。

【くまの鬼枕】が有名な、貪欲なホストだった

江川容疑者は、ホストクラブでくまと呼ばれていましたが、「くまの鬼枕」と呼ばれる、枕営業が界隈では有名だったようです。

彼は「デブキャラ」で「お笑い担当」のホストで、なかなか売れない「限界ホスト」と呼ばれていました。

そんな逆境を跳ね返すつもりなのか、指名を取ることに貪欲だったそう。

ホスト界ではタブーとされる、他のホストの客を取ろうとすることも。

枕営業=女性と寝ることで指名を取ること、も頻繁に行っていたそうです。

そういう性格のホストなら、今回逮捕されるきっかけとなった女性客の人生など、考えもしないかもしれませんね。

自分の懐に金が入るなら、ホストとしての階段を上ることが出来るなら、平気で売春をそそのかすことはできたことでしょう。

今回の逮捕劇の焦点

警官に逮捕される人

今回逮捕された江川誉容疑者ですが、彼は別に買春をしたわけではないので、売買春の当事者ではありません。

警察が彼を逮捕したのは、売春教唆で、かなり異例な逮捕になります。

実に60年ぶりのことだそうです!

これは、最近の歌舞伎町が抱える問題が関係しています。

大久保公園に並ぶ、売春希望の女性たちが、あまりにも増えていることです。

以前は、外国人が多かったそうですが、最近は20代の女性を中心に、中には14歳の少女も含まれていたということで、社会問題化しています。

トー横キッズと言われる、新宿東宝ビル周辺の路地裏でたむろする若者たちの、薬物乱用も最近、話題になりましたね。

・・・・・ ・・・・・

話を戻しますが、大久保公園の売春希望の女性たちは、地下アイドルに貢ぐ資金を稼いだり、ホストに貢ぐ資金を稼ぐために体を売っていることが多いそうです。

ホストが女性客から売掛金を回収するために、風俗に紹介したり、売春をそそのかしたりすることはよくあることのようで、これが今回の売春女性急増の背景にあるのでしょう。

警察は、売春で摘発された女性の、生活再建の相談に乗るとしていますが、背景にある、ホスト通いを止めないことには、簡単に再発してしまいます。

今回、ホストによる売春教唆の逮捕は、これまでより、一歩進んだ対策だと思います。

ホストにハマる女性の心の闇もあるでしょうが、ホストクラブ側が、女性客の支払い能力をきちんと把握して、無理な飲食代の請求をやめれば、かなり状況は改善するはずですから。

普通には払えないのをわかっていて、だから風俗店に流したりするわけですからね。

もしも、あなたがホストクラブ通いで悩んでいるのなら、風テラスさんに相談してみてください。

風テラスさんは風俗関連の相談窓口です。

力になってくれると思いますよ。

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