サル痘ウィルスが世界に蔓延

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B級ニュース

サル痘ウィルスの報告が、欧米などで相次いでいます。イギリスでは5/18までに9人、アメリカは、5/18に初めて感染者を確認、カナダは5/19に2人、ポルトガルで14人、スペインで7人、イタリア1人、スウェーデン1人、ベルギー1人、オーストラリア1人といった具合です。

サル痘とは

サル天痘は、天然痘に似たウィルスです。「奇跡体験!アンビリーバボー」で2015年6月11日に全米にサル痘が蔓延した話題を放送していたので、ご覧になった方もあるかもしれませんね。この話は2003年の話で、ペットのプレーリードッグがサル痘に感染しており、このプレーリードッグを購入した少女が発症したところから物語が始まりました。最初は、しょうこう熱と言われ、その後、「天然痘に似たウィルス」が発見され、絶滅したはずの天然痘ウィルスが再び現れた!と、全米を震撼させました。

天然痘ウィルスは、人間のみに感染するウィルスで、5億人が死亡されたとされます。1967年に根絶されましたが、研究のため、世界各地に天然痘ウィルスは保管されています。当時は、天然痘に似た、このサル痘ウィルスだとわからず、大騒ぎになりました。

サル痘ウィルスは、1958年、ポリオワクチンを作るために世界中の霊長類を集められた研究所で、施設内のカニクイザルから発見されました。潜伏期間は6日から13日間で、顔や体に発疹ができ、発熱やのどの痛み、リンパ節が腫れるなどします。主にアフリカで流行し、致死率は数%~10%程度とされています。

ネズミやリスなど、感染した動物にかまれたり、発疹に触れたり、飛沫を浴びることでも感染します。動物からだけでなく、人から人へも感染します。1970年にコンゴ民主共和国で初めて人への感染が確認されました。

日本でも感染は広がる?

サル痘ウィルスは、天然痘ウィルスとよく似ていて、天然痘ウィルスのワクチン(種痘)が効きます。しかし、1980年に天然痘ウィルスは撲滅され、自然界には存在しないとされているため、最近は、種痘は行われていません。したがって若い方には免疫もないでしょうから、サル痘ウィルスに感染しやすい可能性もあります。

日本ではまだ感染が確認されていないので、神経質になる必要はありませんが、外国でリスやネズミに触れたり、ペットが感染していると、罹患する可能性は否定できません。イギリスでは医療従事者に天然痘ウィルスワクチンを打つ予定だということですので、万が一、日本でも感染が確認された場合は、そうなるかもしれませんね。

今は、新型コロナウィルスの感染を避けるため、飛沫を防ぐためにマスクをしたり、接触感染を防ぐために消毒を徹底したりと、普段よりも感染対策が進んでいます。これは、インフルエンザの爆発的な感染を抑える効果もあったようですので、サル痘感染の予防にも有効かと思われます。

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