「毎日かあさん」西原理恵子氏の娘 「毒親」告発

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B級ニュース

子育てや毎日の生活風景を描いた漫画「毎日かあさん」をご存じでしょうか。「毎日かあさん」は毎日新聞に週1で連載されていました。面白かったですよ!この作品は2004年には第8回文化庁メディア芸術祭マンガ部門、2005年には手塚治虫文化賞(短編マンガ部門)を受賞した有名な漫画です。

「ぴよ美」ちゃんこと ひよさんのブログ

作品としては非常に面白いのですが、作中ではぴよ美とされていた西原理恵子さんの娘さんがSNSで、自分が嫌がるにも関わらず母の作品に強制的に描かれたと苦痛を述べています。

→ 鴨志田ひよさん(作中ぴよ美)のブログ ←

 西原理恵子さんと娘さんの間はかなりこじれていたようです。これがすべて事実だとすれば、娘さんはかなりつらかったのではないでしょうか。もちろん、西原さん側の言い分も聞かなければ公平ではありません。推測にしかすぎませんし、ひよさんも今はブログを削除していますので、真偽のほどははっきりしません。それにしても・・・読むのがつらくなるブログです。

心理的な影響

この騒ぎについて、心理専門家の女性は、常に自分のプライバシーが作品としてさらされることで、自分と他人との境界線がわからなくなる危険性があるといいます。

→ 「毎日かあさん」西原理恵子氏の娘が告発 浮かび上がる“実録エッセイ”と家族のあり方 ←

自分や家族のプライバシーをネタにした実録モノは共感を得やすく、同じような状況の人のヒントや助けになることが多くあります。ですから一概に批判されるべきものではありませんが、許可なく書かれる家族側からすれば、プライバシーの侵害である一面があります。ましてそれが幼い子供や思春期の難しい年ごろであったとしたらなおさら。

上記の記事の専門家の先生は、「丸裸にするだけでなく、内臓までさらしているようなもの」と表現します。統合失調症やうつ、自律神経失調症、摂食障害、睡眠障害になる危険性は十分にあるといいます。

また、勝手に書かれた家族側の話は面白おかしく書かれても、作者自身に都合の悪いことは普通書きませんね。西原理恵子さんも、二人の子どもさんのエピソードはすべて二人のものではなく、周囲の人から見聞きした他人のエピソードも含む「フィクション」であると語っています。しかし、読者にすれば、すべて二人のお子さんの物語として刷り込まれますよね。それは、とってもイヤだったかもしれませんね。

ネットオフ「タダ本」

西原理恵子さんの苦労

→ ウィキペディア ←

こちらを読めば、かなりの苦労人であることがわかると思います。お母さんが理恵子さんを妊娠中に実父と離婚し、一度も会うこともなく実父はドブにはまって亡くなります。その後再婚した義父は理恵子さんのことはかわいがりますが、ギャンブルにはまり、お母さんを殴るという問題のある男性でした。

当時理恵子さんが暮らしていた高知の工業地域では、男が女を殴るのも、生活費を入れないどころかギャンブルや女に入れ込んでいることは、普通のことだったようです。理恵子さん自身も問題のある男性と交際し、飲酒で高校を退学に追いやられています。また、理恵子さんが「卒母」をしたのはひよさんが16歳の時でしたが、理恵子さんの故郷では16歳ごろに妊娠することが多かったようです。

その後も付き合う男で苦労を重ね、元夫の鴨志田氏もアル中だったなど、苦労の連続でした。現在のパートナーの高須医院長と知り合うまでは、女性としての幸せはなかったと思います。理恵子さんの作品はどれも風刺がきいていて面白いですが、彼女の負の感情がふつふつ湧き上がってああいう作品になったのではないかと思います。

まとめ

作家は狂気を持たねばならないという考え方があります。普通の日常を描いたのでは面白いものはかけないということです。島崎藤村でしたか、普通の生活をしていては作品が書けないというので、わざと普通とは違う生活をしようとしていた話を聞いたことがあります。狂気という表現がキツければ「変わった奴」くらいならわかるでしょうか。

人と同じ生活を営んでいれば、同じような境遇の描写になります。それでは面白くないわけです。狂気の世界を覗き見る「怖いもの見たさ」をそそりませんので。読者はあくまで自分を安全なところへ置いた上で、作品のなかで冒険をします。ミステリーなんてそういうものですよね。殺人事件を楽しむなんて実体験ではありえません。

西原理恵子さんは、ご自身の強烈な苦労体験が生きる作品を描かれていたと思います。執筆のエネルギーは負の感情が湧き上がっていたと思うのです。「毎日かあさん」は家族のほのぼのしたエッセイでしたが、ご主人のアル中で苦労されたでしょうし、ひよさんのブログを見る限りでは、ほのぼのした生活ではなかったのかもしれません。

いずれにせよ、ひよさんの精神状態が良い方向に回復されることを祈ります。

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