環境問題ってどう思う?

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地球温暖化で南極の氷がとけてしまうイラスト B級ニュース

国連気候変動枠組条約第27回締約国会議(COP27)開催

11月6日より、エジプトのシャルム・エル・シェイクで、国連気候変動枠組条約第27回締約国会議(COP27)が開催されました。

このCOP27では、世界的な気候変動、ウクライナ侵攻に伴うエネルギー危機、CO2排出について話し合われました。

2015年に合意されたパリ協定に基づき、各国は温暖化の緩和に向けて努力してきたはずですが、中々スムーズには進んでいません。

中国、ロシアと西欧諸国はウクライナ侵攻以来、かなりの温度差が出来ていて、それでなくても世界各国で足並みをそろえるのは難しい状況です。

パリ協定では発展途上国も自主的に努力する代わりに、先進国が年間1000ドルの拠出金を提供する決まりもありましたが、十分に実行されていません。

その点に発展途上国から異議も出ましたが、先進国にしてもCO2の排出削減目標がかなりシビアな上、ウクライナ侵攻によるエネルギー危機、そして当のウクライナへの支援で、そんな余裕はないというのが本当のところではないでしょうか。

パリ協定に批准して行動する方向性は変わらないものの、本当に約束が果たせるのか、危なっかしい印象は否めません。

アメリカの大統領がトランプ氏からバイデン氏に代わって、COPにアメリカが帰ってきましたが、力強いリーダーシップを取るには、国内の世論がそこまで醸成されていないでしょう。

正直、どこの国も、今、それどころじゃないんですよね。

そんな状況で、今回のCOP27は不完全燃焼の様子でした。

うしのゲップは大量のメタンを排出する

今日、中居正広のキャスターな会でも取り上げていたんですが、世界の温室効果ガス排出の意外な発生源として、家畜の消化管内発酵があります。

ようするに牛などの家畜のげっぷやおならなどの排出ガスに、メタンが大量に含まれているんですね。

この問題が明らかになってから、まるで牛は温暖化においての悪者のように言われるようになりました。

ステーキを食べることを楽しみにしていると発言した、当時の小泉環境大臣が叩かれたことがありましたね。

当時、まさに「ミートレス運動」真っ最中で、牛のげっぷからかなりのメタンが出るから、温暖化に逆行するとして、お肉を食べることが悪いように言われていました。

その中で、日本の環境大臣が「お肉食べたい!」と発言したものだから、世界中から空気読めよ?と叩かれたのです。

小泉元環境大臣のために補足しておきますと、彼はもともと大のお肉好きなのに、奥様の滝川クリステルさんがヴィーガン料理を好んで作るので、欲求不満だったようです。

正直にポロっと出ちゃったんでしょうね。本音が。

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ところで、牛がメタンガスを出すから、お肉を食べないって理論、どう思いますか?

人間は牛ほどじゃなくても、吐息にCO2含まれますよね?

じゃあ、人間を排斥しますか?

牛は環境を破壊しませんが、人間は環境を大いに破壊します。

牛を排除するより、人間がいなくなるほうが、よっぽど地球環境を保護することに役立つでしょう。

極論を言えばそうでしょ?

なんで、牛はメタンガスを出す=悪者=肉食べない、になるのか、理解に苦しみます。

ついでに言えば、菜食主義が単なる「個人の趣味」なら私は何にも言いませんが、菜食主義者の人が良く言う、動物を食べることの悪、には賛同できません。

人間は動物です。何らかの命を食べなければ生命が保てません。

菜食主義者の人が食べる野菜には命がないのでしょうか?

植物を殺すことは良くて、何故、動物を殺すことだけが悪なのか、これも私は理解ができません。

単に血を見ることが生々しく、より自分に近い存在だから、忌諱意識を持つだけのように思います。

そこまで突き詰めちゃうと「じゃあ人間の死体も食べていいのかよ!?」って言われるんですけどね。

それは犯罪になっちゃうから、もちろんダメです。

CO2排出権取引(キャップ・アンド・トレード)

CO2排出権取引は、削減目標を達成できない企業が、余力のある企業のCO2排出枠を金銭取引で買うものです。

各企業が努力する中、なかなかCO2排出削減が厳しい企業もあるでしょう。

そんな企業を余力のある企業が応援するのは理解できます。

このトレードの趣旨も、そうやって応援し合えば、全体としてCO2削減枠をクリアできるだろう!ってことですものね。

しかし、何故、お金を絡めたのでしょうね。

たしかに、それしか応援に対する対価はないのかもしれません。

ですが、ここに「温暖化ビジネスがカネになる」という利権が生まれる余地があるように思います。

実際に、国民生活センターにそういう詐欺の相談があるようです。

純粋に地球の未来を憂えて、一生懸命、温暖化を抑えようとする勢力とは別に、経済的に儲かるから暗躍する勢力がはびこっている気がするのは、私だけでしょうか。

他にも「温暖化ビジネス」はいくつかあるようですよ。

地球は大量絶滅を繰り返してきた

地球は温暖化と寒冷化を何度も繰り返しています。

その中には地球全体が凍り付いた全球凍結(アイスボール)の時期もあれば、火山が活発に活動し、メタンなどの温室効果ガスをバンバン排出し、とても暑かった時期もあります。

現在は、地球の歴史の中ではどちらかというと涼しい時期、氷河期の中の間氷期になります。

今でも北極や南極が氷におおわれているので、現代は氷河期にあたるのです。

その氷河期は、寒冷な氷期と比較的温暖な間氷期に分かれ、今は、その間氷期にあたります。

つまり、地球の歴史の中では、どちらかというと涼しい時期です。

地球が温暖化するのは実際には様々な状況が絡むので一概には言えませんが、大きく影響を与えるのは火山の爆発です。

火山でメタンガスなどの温室効果ガスがたくさん出て、地球が温室化して太陽の熱がこもるのが原因で、やがて塩分濃度の低下などで海水の対流が鈍り、温かい海水が運ばれなくなって寒冷化が始まるそうです。

この周期が10万年ほどで起こります。

現代の温暖化は火山の爆発ではなく、石油や石炭などの化石燃料を燃やすことから始まりました。

そういうわけで最初は燃焼時に出るCO2が話題の中心でしたが、やがてメタンの方が温室効果が高い(約10倍)ということが知れ渡り、メタンのことも語られるようになりましたね。

人類の生活活動の結果、たくさんの温室効果ガスが出て、過去に火山が大爆発した時のように、地球を暖めているというわけです。

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もちろん、我々人類が、身の丈に応じたつつましやかな生活をせず、自然破壊を大規模に行った結果、今回の温暖化も起きたわけですから、人間に責任があります。

しかし一度走り始めた温暖化を止めることは、容易ではありません。

地球の環境変化は何十年も前の行動の結果が表れているもので、今、改めたところですぐには変わらないからです。

人間に限らず動物が生きていくためには、多かれ少なかれ、自然を破壊します。

動物は他の命を壊して食べなければ生命が保てないですし、住処を作るために少なからず自然を壊します。

人間は、あまりにもそれを大規模にやってしまったわけです。

身の丈を超えた大胆すぎる生命活動が、自然を限界を超えて破壊してしまったわけで、その点は大いに反省し改めなければならないのですが、それにしても、大いなる地球の環境を、これからも人間がどうにかできると思うのは、少し浅はかではないでしょうか。

人間が起こした温暖化だから、また人間の手で止められると高をくくっているように思えてなりません。

自然ってそんな簡単なものじゃないんじゃないでしょうか。

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地球が誕生して46億年の歴史の中、その時代に生きていた生命体の90%以上が絶滅するような、そんな大絶滅を5度繰り返したと言われています。

1)オルドビス紀末(約4億4400万年前)の大量絶滅

オルドビス紀は約4億8830万年前から約4億4370万年前までの時期で、オウムガイの時代です。

海水温が43度から23度に下がり、寒冷化が起こりました。

当時は海の中にしか生命体はいなかったので、寒冷化で海の底が凍り付き、85%の生き物が死滅したと言われています。

原因は、超新星の爆発によるガンマー線バーストによる気候変動という説と、火山の爆発のすすで日光が遮られたのが原因だという説があります。

2)デボン紀後期(約3億7400万年前)の大量絶滅

デボン紀は約4億1600万年前から約3億5920万年前の時期で、魚類が進化し、魚の時代とも呼ばれています。

昆虫やサメが出現したのも、この時期だったと言われています。

海水の酸素濃度減少と寒冷化により、82%の生き物が絶滅しました。

この時は、淡水に生息していた生き物が生き残ったそうです。

3)ペルム紀末(約2億5100万年前)の大量絶滅

ペルム紀は、約2億9900万年前から約2億5100万年前を指し、さまざまな植物や、両生類、昆虫類が生息していました。

他にも、恐竜や鳥類、現世爬虫類の祖先となる双弓類も生息しています。

90~95%の生き物が絶滅しました。

食物連鎖のバランスが崩れたという説と、火山活動によってメタンが放出されて化学反応が起き、酸素濃度が下がったという説があります。

この後、1000万年は生物多様性が回復しなかったと言われています。

4)三畳紀末(約1億9900万年前)の大量絶滅

三畳紀は約2億5100万年前から約1億9960万年前の時期で、陸上に適した爬虫類や、身体の小さい初期の恐竜などの生物が栄え、最初の哺乳類も誕生しています。

この時期は、複数回の大量絶滅があったと言われ、生物の76%が絶滅しました。

火山活動という説、隕石の衝突が原因だという説があります。

この時に生き残った恐竜が強大化し、ジュラ紀に反映することになります。

5)白亜紀末(約6600万年前)の大量絶滅

白亜紀は、約1億4500万年前から6600万年前の時期で、三畳紀末からジュラ紀を経た、恐竜が繁栄していた時期です。

この絶滅では、生物種の70%が絶滅し、恐竜や魚竜、アンモナイトが姿を消しました。

原因は諸説ありますが、小惑星の激突による寒冷化が最有力と言われています。

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そして6回目の大絶滅が、今、静かに進行していると言われています。

レッドブックに掲載される絶滅危惧種は4万種あまり。

今までの大絶滅に比べて、非常に速いスピードで多種多様な種族が絶滅に追いやられています。

もちろん、人間による環境破壊が主とした原因です。

温暖化をゆるやかにすることで(阻止は不可能と思われる)、この6回目の大絶滅を防げるでしょうか。

そして、その絶滅種に人類は入らなくて済むでしょうか。

再生可能エネルギーの問題点

化石燃料を燃やしすぎた結果、大量のCO2が発生しました。

その反省から、CO2を出さない再生可能エネルギーが人気です。

もちろん、化石燃料もいつかは掘り尽くしてしまうので、喫緊の問題ではあります。

夢の再生可能エネルギーですが、良い面もあれば、もちろん問題点も出てきています。

その最たるものは、太陽光パネルでしょうか。

東京都では新築の家には義務化されましたね。

あの時に大反対が起きたのは、20年、30年たって、太陽光パネルを廃棄する時期が来た時、それが大変難しいことも一因でした。

とてもじゃないけど、太陽光パネルの廃棄は自然にやさしくないんですね。

鉛やカドミウムなどの有害物質がパネルに含まれていることがあり、それが漏れ出ないように最終処分地に埋め立てるのだそうです。

簡単には自然に還りそうにはないですね。

使用済みパネルの再利用が義務化される話がありますので、そうなれば少しは違うかもしれません。

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原子力発電も、見直されてきています。

ウクライナ侵攻で、どの国もエネルギー問題が切迫して、減少傾向にあった原子力発電に頼らざるを得なくなりました。

少なくとも、原子力発電はCO2を排出しません。

しかしですね、原子力発電が事故を起こしたらどうなるでしょうか。

東海村のJOC臨界事故チェルノブイリ原発事故、こちらは記憶に残っていると思います。

東海村の事故で、高濃度で放射線を浴びた被害者2人は、苦しんだ末に亡くなりました。

たしかに温室効果ガスによる地球温暖化も問題ですが、放射能事故もそうとう恐ろしいと思いませんか?

もしかしたら、地球温暖化の影響よりも、放射能事故を起こしたことが原因で、深刻な事態が起こるかもしれません。

放射能こそ、まだ制御できない自然の力ではないでしょうかね。

人間が手を出すには恐ろしすぎる分野のように思います。

今、原子力発電に頼らざるを得ない状態になっていることが問題なのでしょう。

いずれは電力以外のエネルギーで生活が回るように考えないといけないのかもしれませんね。

まとめ

温暖化による激甚災害は、由々しき問題だと思います。

そして、これ以上、地球にいきる生き物の一種として、はめをはずしすぎた行動は控えるべきだと思います。

しかしですね、牛=メタンガスが出る=悪い奴=肉食べない式の目先だけを見た変なフィーバーぶりはどうかと思いますね。

そして、この機に応じて商魂たくましく荒稼ぎする勢力も見られる。

もっと視野を大きく持てないかな。

小手先の手当てだけしても、もう後戻りできないでしょ。

これまでの大胆な自然破壊っぷりは、まだまだ影響を与えるけど、今後、自分の身の丈を超えない生活を志すこと以上に何ができるというのでしょう。

以上、地球温暖化問題を見るたびに、つらつら思うことを伸べました。

あくまで私見です。

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おまけ

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あなたはどう思いますか?

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